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宇宙、地球、大地、生命、自然、愛、魂、21世紀のサイケデリック、YORANDAのデザイナーによる
     
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2024.04.29 (Mon)
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2017.06.25 (Sun)
私には2年生になる息子がおりまして、親の影響をもろに受け、モッカのところ野球大好き少年です。
小学校入学を待っていましたとばかりに少年野球チームに入り、元気いっぱいグラウンドを駆け回ったと思えば 、しんどくなると痛くもない脚を半べそで引きずって、休憩を勝ち取ったりしております。

そのチームですが、とにかく弱いんです。
2年生の息子が時折試合に出ちゃうくらい、メンバーが足りていない現状もあるのですが、上級生もぶっちゃけ目を覆う下手さなのです。

練習は一生懸命するんです。
でも試合になるとエラーを量産するから、1つアウトを取るのに四苦八苦。
何故だろう?練習で普通に出来ているプレーが、試合になると出来ない。
とんでもない信じられないミスをする。

NHKの奇跡のレッスンという番組で、元ロッテ監督のバレンタイン氏がこう言っていました。
「練習では出来るのに試合になるとミスをしてしまうのは、ご両親が見ているからです。子供達はお母さんお父さんに自分の良いプレーを見てもらいたくて意識してしまうのです。練習の時から子供達が良いプレーをしたら、たっぷり褒めてあげてください。そうすれば、子供達は試合でも安心してプレーすることが出来ます」

スポーツ少年団からも子供達を積極的に褒めましょう、という指導があり、その日はコーチ達も笑えるほどに大袈裟に褒めていましたが、元来体育会で怒鳴られ殴られ、その中をサバイブしてきた彼らですから、長く続く訳もなく。
伝統という名の軍国教育の弊害はどっこいしぶとく生きているのです。


息子が少年野球で砂まみれになっている間、娘は絵画教室に参加しています。
私もただ付き添うのも退屈なので、大人のグループに参加して、柄にもなく静物画など描いております。
そこで私はデザインとアートの次元の違いを痛感させられるのですが、それはまた違う話で。

絵画教室に集うのは、野球チームとは真逆の人種。

作品が出来ると先生に講評してもらえるのだが、大人の作品も子供のでも、プロから見たらとんでもなく下手くそであろう絵を前にしても、とにかく何かしら良いところを見つけて褒めてくれる。
そして決して批判しないのです。
先生が言うには「批判をすると、指導しなければいけなくなる。指導をすると、伸びる芽を摘んでしまう」
学校の授業などは指導のし過ぎで、折角の個性を壊してしまっていると。

子供は自由に勝手に伸びて行く。大人に出来るのは、その邪魔をしないこと。
言うが易し。これが難しいのだよ。

褒めて伸ばす。
まだまだ考察が必要な案件です。


トケイソウの季節ですね

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2017.02.23 (Thu)
私には小学2年生の娘がいるのですが、多くの小学校でこの時期、生まれてからの成長を振り返るという課題を授業でやるわけです。
賛否分かれる二分の一成人式が4年生で控えているのですから、その時にまとめてやれば良いのでは?とも思うのですが…
 
ともあれ、娘が生まれた時から、乳児、幼児の頃について、インタビューを受けました。
特に1歳〜3歳について、本人の記憶もない中で、数あるエピソード(伝説?)から娘が選んだものをご紹介したいと思います。
 

ある日、娘と生まれたばかりの息子を連れて、近所の公園に行った時のこと。

たっぷり遊んでお昼になり、赤子もお腹が空く時間。
「帰るよ」と言っても全く聞く耳を持たない娘。
何回言ってもダメなので、仕方なくベビーカーを押して、娘を置いて帰るポーズ。
そしたら娘、「待てぇーーぇーー!」と叫びながら、道路をハイハイで追い掛けて来た!
スティーブン・キングのホラー映画かと思いましたよ。
 

またある日、イオンに買い物に。

どうってことのないポーチを勝手にカゴに入れる娘。
「要らないでしょ。買わないよ」と棚に戻して、手を引いて行こうとするが逃走。
走って行ってポーチを掴むや、床に叩きつけ踏みつぶした!
 
いやいや、柔らかいポーチだから、壊れなくて良かったですよ。
先日スーパーで、何故か海苔を投げて泣き叫んでる子が居ましたからね。
海苔、折れてたし、安くないし、そりゃぁお母さん、怒ってましたよねぇ。
 

ちょっと話が逸れましたが、つまり何が言いたいかっていうと、

今、魔の2歳3歳を相手に、途方に暮れ疲れ切っているお母さん、お父さん。
全てはいつか、笑い話になりますよ。
子供に話して聞かせると大笑いして喜ぶので、ネタ帳を作っておくといいかもしれません?
 

ま、そういう私も、こと息子に関しては、今だ現役の悩ミストなわけですが…。

もう7歳なんですけどねぇ…。終わらないイヤイヤ。


 

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2016.12.30 (Fri)
2016年も暮れ。
今年はあの世でロックフェスでもあるのか?
というほど沢山のスターが亡くなりましたよね。

デヴィッド ボウイ…プリンス…グレン フライ…キース エマーソン …グレッグ レイク…ジョージ シマキ…

若く亡くなった方もいるけど、
ポップカルチャーを開花させた世代が鬼籍に入る時期で、これからもショックなニュースは続くのかなぁと。残念ながら。
特に真夏と真冬は心構えをしとかないと。
気付いたらポールとミックだけ、いつまでも生き残っていそう。


実は今日は父の命日なのです。16年前のことです。(あ、
父はスターじゃないです。一応)

忘れもしない、
中野のマンションで油まみれになって換気扇の掃除をしている最中に受けた電話。
慌てて荷造りして飛び乗った新幹線。帰省ラッシュで席などある訳もなく。
年明けに神戸出張が入っていたので、喪服に仕事道具もパッキングした自分の冷静さに突っ込みつつ、飛び込んだ初めての霊安室。

その夜、実家で母の隣、父のベッドで、
なかなか寝付けなかったこと。
父を見送り、神戸出張の帰りの新幹線から見た丸々と大きな月。

悲しい体験なのだけど、そこからひとつの曲が生まれて、
その曲が私が作ってきた曲の中でも特別に宝物のような曲で…。
つくづく、創作者というのは、罪な人間だと。

4人の孫のおじいちゃんになった父を見たかったな。偏屈ジジイだっただけに。
つまり、お風呂場と脱衣所の寒暖差には、気をつけましょうね。

今年産声を上げたYORANDA。来年は飛躍に向けた助走、くらいにはしていきたい。

みなさま、良いお年を。

曲が気になる方はクリック↓
 



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2016.10.31 (Mon)

急に冬が顔を出してきました関東地方。
こうなるとTシャツの購買意欲が落ちるというのも自然の摂理。
逆らうことなく、春に向けてのデザインを色々様々、ストックしているこの頃です。

常々私が思うことのひとつに「好き」の不思議があります。
私はよくお風呂でCDを聴くのですが、ブルースや古いR&Bを聴くと、心の底から毛細血管の先端まで、リラックス気分に浸れます。
ブルースなんて古臭い、全部同じに聴こえる、などと興味も持たない人もきっと多いはず。
何で私にはこんなにフィットするんだろう?って、よく不思議に思うのです。

私はギター弾きですが、ギターの音色にしても、私の好みは「古臭い」笑
ディストーションとかディレイとか、何故かこの敏感肌が受け付けない。綿100%でお願い。
そうしてライブハウスの階段を、重い真空管アンプをウントコ運ぶ羽目になるのです。

YORANDAもサイケデリックを詠っていますが、私がサイケをファッションとして好きになったのは、ビートルズのRingoがきっかけ。
ビートルズは従兄からカセットテープをもらって、それから夢中になって聴くように。
時代は80年代、電子楽器の大ブーム。そしてMTV。それなりに流行りの音楽は聴いていたけれど、深く心を捉えたのはビートルズだったのです。その後は、ビートルズが影響を受けたミュージシャン達を遡って、50年代のPOPS、ROCKを聴き漁るように。
だから音楽としてサイケデリックを聴くようになったのは、もっとずっと後なんです。

でも、あの頃のRingoのファッションを見て、「カッコイイ!」と思った中学生の私。古着屋巡りが大好きになる私。それが不思議。
何がそうさせるのか?DNAに組み込まれているのか?

因みに、ビートルズといえばやっぱりJohnとPaulが2巨頭だと思うのですが、ことファッションに関しては、
Ringo > George >> John >>>>>>> Paul というのが私の(あくまで個人的な)評でして、そのPaul の娘が世界的なファッションデザイナーというのが、また世界の不思議?

そして私は猫が好き。

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2016.10.03 (Mon)
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
そして私は、転がり続ける石ころ。

小さな選択の積み重ねが、私を思ってもいなかった場所に連れて行き、今また、Tシャツデザインという、予想だにしなかった展開を見せている。
あな面白いかな、人生!

そんな訳で、シューズデザイナーであった私が、2児の母となった末に、YORANDAというブランドを立ち上げるに至ったまでを、少し語っておこうかと思います。
 


私はシューズデザイナーとして、それなりのキャリアと経験、知識を積み上げてきていたので、結婚、出産で一時離れたとしても、また仕事に戻ることは当然としてイメージしていました。高齢出産&育児を甘く見ていたのかもしれません。

2人目の子が臨月に差し掛かった頃、私の身体に徐々に異変が起きたのです。 それは認めたくなくても、かつて私を苦しめ、その後なりを潜めていた難病、重症筋無力症(MG)の症状でした。
病を抱えながらの年子育児。特にショックだったのは、以前は無かった脚の症状が現れたこと。ゆっくり歩いても、10分の歩行で1時間歩いたように疲れてしまう…。

靴というのは多くのパーツで成り立っていて、アッパーの革や布帛だけでなく、裏剤、ヒール、ソール、そして元になる木型など、デザイナーが其々のメーカーを回って探します。増してや、海外の工場に出向いてのサンプル指示など、この身体で出来るものか?
すっかり自信は失われていきました。

子供達が保育園に通うようになり、私はphotoshopの技術を生かして写真補正の仕事を得ました。
しかし創作活動をしたいという欲求は常に心の中にくすぶっていました。 さらに、子供達やライフスタイルの変化した自分の着たい服が、なかなか売っていない不満。カジュアルでデイリーながら、もっと個性的な服が欲しい。いっそ創りたい。でも働きながらの母業。そんな時間も余力も無い…。

そんな折に、思わぬ自由時間が生まれたのです。それは、入院生活。家事育児と仕事の両立に、ついに身体が付いて行けなくなったのです。
そうして私は、病院のベッドの上で描き始めました。

まったく人生ってヤツは、私に試練を与えているのか?チャンスを与えようとしているのか?
そして私は、転がり続ける石ころ。

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プロフィール
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YORA
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