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宇宙、地球、大地、生命、自然、愛、魂、21世紀のサイケデリック、YORANDAのデザイナーによる
     
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2024.04.25 (Thu)
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Updated   
2019.02.22 (Fri)
 
我が家には御齢17歳になる三毛の女の子がいて、名前をナナといいます。
ナナちゃんは私にとっては4匹目の飼い猫でして、今日はネコの日ということで、ここで歴代の猫たちを一挙紹介したいと思います。


●ピーちゃん  1986〜2001

ピーちゃんは元々は当時のパートナーが飼っていた子で、ミュージシャンでツアーなど留守がちだった彼の代わりに私の家にやって来ました。

とにかくシャイで、友人が私のアパートに遊びに来ると押入れに引きこもって絶対に出て来ません。
泊まりでもあろうものなら、頭に小さなハゲをこしらえてしまう繊細な子でした。

獣医さんに往診に来てもらった時も、先生は気を遣って白衣を着ずにポケットに注射を忍ばせてやって来るのですが、ドアベルを鳴らす前から部屋中を駆けまわり(当然押入れは閉めてある)ついにはジョーーッと失禁してしまうのです。

常に凛として気品があって、お腹を見せて寝転ぶなんてそんなはしたない!という風情です。
同居ネコとも距離を保つ孤高のレディでしたが、その名はピート・タウンゼントに由来しています。笑




●じん坊  1991〜2002

ピーちゃんの用心棒としてやって来た男の子。その役目は果たされる事なく、甘ったれのストーカーとして、その巨大な心と肉体で私の心と肉体を満たしてくれた子です。

仔猫で家に来ましたから私はもう夢中で可愛がって、もし今だったらSNSをじん坊の画像だらけにしていたことでしょう!

とにかく私から離れない。トイレにも付いて来る。お風呂にも付いて来る。濡れると分かると出せと騒ぐ(学習しろ)
寝るときはいつも私の股の間。恥骨に顎を乗せるのが定番のスタイル(侵入しようとする何かから私を守っていたのでしょうか?笑)

部屋で開かれるバンドの練習後のミーティングにも、いつも参加していましたね。

私に「溺愛」を教えてくれたのは、間違いなくじん坊です。

息子が1歳くらいになってそれはそれは激しい後追いが始まった頃、これはじん坊の生まれ変わりかなと思いました。




●ウランちゃん  1995〜2000

アトムスタジオというデザインスタジオで生まれたのをもらって来た女の子。
小さな小さなウランちゃん。ウサギのように柔らかい毛の手触りを今も思い出します。

小さくて身軽だったから、高いところに登るのが得意でした。
カーテンレールの上とか、エアコンの上とか。観葉植物の途中とか。

じん坊にとっても可愛がられて、ペロペロ舐められるから唾液臭くなってました。
この頃のアルバムは2匹のラブシーンで埋め尽くされています。

小さな小さなウランちゃん。その一生もとっても儚くて、若くして病気になってしまい、呆気なく天に返すことになりました。
亡骸もとっても小さくて、ショックで悲しくて、辛いお別れでした。




●ナナちゃん  2001〜
 
じん坊は生家では「ちゃくん」と呼ばれていたのですが、そのちゃくんの妹が七夕に赤ちゃんを産んだというので会いに行ったのです。

じん坊と同じ赤ネコと三毛とで5匹いたでしょうか。
どの子も可愛かったのだけど、膝の上に乗って動かなかった三毛ちゃんのアピールに応えることにしました。

ナナちゃんは4匹の中で一番気が強い子。
仔猫の頃から果敢に巨猫のじん坊に飛び掛かかって行ったし、気に入らない撫で方をすれば「この下手くそ!」と噛まれます。

お腹が空けばお皿を咥えて持って来る。
泊まりで留守にした時に、タイマーで回転する給餌器をセットして行ったら、見事に破壊されていました。

そんなナナちゃんだけど、子供達には何をされても決して反撃しません。
赤ちゃんが寝ているお布団や敷き布にも、決して足を踏み入れない。

今はもうおばあちゃんで、腎臓ガンも患っていて、一日のほとんどを寝て過ごしています。
だんだんと痩せて来て、毛づくろいもしなくなり、時々ふらつくこともあり…

残された時間の短いことを覚悟しながら、とにかくのんびりとゆっくりと過ごしてもらおうと、積極的な治療はせずに見守っています。
食欲は一人前なので、まだもうしばらく、一緒にいれるかな。

 



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Updated   
2018.12.30 (Sun)
もう年の瀬ですって!早いですねぇ!!

blogの更新も滞りまくって、そのうち自分でも存在を忘れそうな危険を察知し、つらつらと書いてみることにしたので、よろしければお付き合いください。

先日、話題の「ボヘミアン・ラプソディ」を見てきました。
Queenは私が好きというより兄が好きだったバンドで、おかげさまで殆どのアルバムを聴きこんでいます。

Don't Stop Me Now とかSomebody To Love、Crazy Little Thing Called Love なんかが好きですね。


映画を見て思ったこと、感動したこと、変だったこと、いろいろあったけど、Queenの音楽性が素晴らしいなと改めて。
そして、Live Aidって凄かったよなぁぁぁ!

    

当時は今みたいに検索すればアーティストの動画がザクザクなんて事態は夢にも想像できなかったどころか、海外の好きなアーティストの(好きでないアーティストですら)動く姿を見れる機会は非常に貴重だったわけです。

おまけに私はまだティーンエイジャー。かつて野球やテニス、真田十勇士にはまったのとは桁違いの勢いでロックにはまっていく末娘の姿を、厳格で狭量な両親が快く思うはずがありません。

そうして私は愛機ラジカセを没収されても、隠し持ったポータブルラジオにイヤホンで世を忍び、両親が寝た夜中にこっそり起き出してリビングのテレビを灯し、MTVやベストヒットUSAに食らいついていたのです。



忘れもしない1984年の冬。エチオピアで起きた大飢饉とその救済に立ち上がったミュージシャン達のことは大きな話題でした。

ある日母とデパートに出かけた時に、買いたいものがあるとレコード売り場に寄って、バンドエイドのDo They Know It's Christmasをレジに持って行ったら、なんと母が「出したげる」と言って買ってくれたんです!

これは事件でした!チャリティーならOKなんだ!と。


そして翌年の7月13日。私は堂々と、両親がまだ起きている時間からテレビの前を陣取って深夜まで。そして翌朝も早くからずっと、さすがに徹夜は出来なかったのだけど、動くロックスターたちを、文句を言われることもなく、生中継で、目に焼き付けることが出来たのです。

チャリティー万歳!



本当に忘れ得ぬ一大イベント、忘れ得ぬ一日。

クイーンのパフォーマンスは本当に凄かった。ただのお馬鹿なアイドルだと思っていたマドンナのステージにも圧倒された。ブラックサバスで嬉しそうに歌うオジーの笑顔も忘れられない。再結成の噂はあったツェッペリンのドラムがフィル・コリンズだったのは驚いたし。ボブ・ゲルドフが歌ってるのは初めて見たけど、なぜヒット曲がMondayしか無いのかな?とか...


全てが新鮮で全てが貴重だから、記憶に焼き付いているんです。

当時、多感な年頃のロックファンだった元少年少女の多くに、共通の原体験なのかもしれません。
「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、当時の興奮が蘇ってきて、映画館でフレディと一緒に熱唱しそうになった、おじさん!おばさん!

私もです。




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2018.06.24 (Sun)
私のメンテナンス入院は、毎回3週間超コース。
長いよ3週間は。せめて2週間で終われば違うのだけど。

そんな孤独で単調な幽閉生活を少しでも快適にする為に、私が持ち込んでいるグッズ達を紹介しようと思います。


◆食事編

日々の忙しさを思えば、上げ膳据え膳の食事は有り難いことこの上ないのだけど、やっぱり味的にも油脂的にもあっさりの病院食。
ご飯にはふりかけ。これ必須です。

あと、ひと味足りない時の強〜い味方が、クレイジーソルト。
これさえあれば、何でもかなり行けます。
もちろん塩分制限がある患者さんは怒られちゃいますよ。

この病院に最初に入院した時は、もっと薄味で、お味噌汁などに煮干しの粉末を掛けていましたが、入院する度に風味が向上しているので、栄養科のスタッフも努力されているのでしょう。

あと、朝食を和食、洋食で選ぶことが出来るので、私は洋食にしています。
パンが好きなのもあるけれど、3食和食で似たようなメニューが続くことがあるので、飽きないように。

病院にはカフェがあるので、そこでグランデサイズのコーヒーを買うための、大きなタンブラーも、コーヒー好きの私には必需品。
そしてもちろんチョコレート♪



◆スキンケア編

血漿交換の治療中は首の太い血管にカテーテルが入っているので、シャワーは胸から下に限られます。
そこでドライシャンプーの出番。

私が使っているのは匂いがキツくなくて、病室で使っても部屋の人の迷惑にならないとのレビューを読んで選びました。
普通のシャンプーのようには行かないけれど、有ると無いとでは雲泥の差。

あと首回りや脇をサッパリしたい時には、ビオレのさらさらパウダーシート。
今回は無香のがたまたま売り切れていて、香り付きのを使ったけれど、やっぱり無香が良かったな。

あと病院はとても乾燥するので、全身を保湿する物。
日を追うごとに、ヒルドイドを塗っても塗っても状態になります。

そして週末の夜には、看護師さんのチェックが終わったところで美容マスクを装着。
見回りに来た看護師さんがビックリ!なんて事態も、実は期待していなくもないのだけど?


◆生活編


首の力が弱いので、特に入院初期には、背もたれ首もたれが無いと座っていられません。
その時にベッドの背を立てても、枕が落ちないように、タオルを裏でシーツに留めるのに、目玉クリップ×2を使っています。

あとは本をたくさん。ここぞとばかりに長編を。

そしてiPad。ネットやデザインはもちろん、映画も野球も観れるし、今回はNHKのアプリでW杯を後追いで観まくって、忙しい忙しい!

以前まではポータブルのDVDプレイヤーを持ち込んでいたのだけど、今回はポケットWi-Fiで、これが正解でした。

さてさて、今夜はどんな映画を観ようかな?


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2018.06.20 (Wed)
2年ぶり5回目の入院です。


春先くらいから徐々に身体の疲れやすさを感じるようになって、首から背筋にかけてが弱く、椅子に座っているのも長時間は無理で、ちょくちょく横になって休む必要があって。

眼瞼下垂も酷く、日常生活に制約が多く効率も悪いので、方々への迷惑は承知の上で、子供達の運動会が終わるのを待ってのメンテナンス入院です。



メインの治療は血液浄化療法。血液の中にあるMusk抗体というのが、神経と筋肉の連絡を阻害しているので、血液をフィルターのような物を通して、抗体を取り除く治療です。


首の太い血管にカテーテルを通すのが、ちょっとした恐怖と苦しさを伴います。

それさえ乗り越えれば、治療自体は寝ていれば良いのだけど、私は元々低血圧気味なので、治療中に一旦血液を外に出す影響なのか、血圧が下がり過ぎて気分が悪くなってしまうのが辛いところ。


2時間程の治療の間、早く終わって〜とひたすら念じてます。

血漿交換には何種類かあり、最初は一番除去する成分が少なくて済む、免疫吸着を3回行ったのだけど、思ったほどの効果が無いということで、二重膜濾過法に切り替えることに。


やはり効果は明らかで、寝ている状態で首や両脚を上げようとしても、全く力の入れ方も分からなかったのが、少し持ち上がるようになりました。

この方法の欠点は、抜けてしまう成分が多いので、血液製剤の輸血が必要なことと、血液がサラサラになり過ぎてしまうので、退院が延びることです。



そしてこのタイミングでステロイドの点滴を始めます。これはある程度抗体を減らしてから始めないと、急激に症状が悪化する危険を伴うのです。

ステロイドへの身体の反応は速攻で、顔は真っ赤に浮腫み、脈が激しく打って、夜は全く眠れない。


看護師さんが、W杯サッカー見てドキドキして大丈夫かな?と心配してくれました。


点滴は3日間なのだけど、3日目はだいぶ落ち着いて来たから、初期反応が激しいのかな。
そして効果も大きくて、首も脚も楽に持ち上がるようになりました。


血漿交換は週に2回、計6〜7回、透析室で行います。

透析室では臨床工学技士(ME)の方々にお世話になるのだけど、皆さん賢そうで格好良くて憧れてしまうわ。

看護師さんは献身的だし、病院には医師以外にもヒーローがたくさん居ます。



それで残りの週5日は何をやっているかというと、暇〜なはずなんだけど…

ところが次入院したら読もうと思ってた本も山積みだし、iPadでTシャツのデザインもやりたい。

ポケットWi-Fiを1ヶ月レンタルしたので、AmazonPrimeで映画も観れるし、スカパー!オンデマンドで野球も観れる。W杯も始まった。

そろそろ退院予定も見えて来たのだけど、いやまだ読んでない本あるし?みたいな。



でもでも、家事育児を全て夫がワンオペしているし、子供達もナナにゃんも母の帰りを待ちわびているはずなので、出来るだけ早く帰りますよー!

帰ったらすぐに動けるように、毎日階段を登り降りして、病院の屋上を散歩したりしています。

今日は初めて2階分をスムーズに登れましたよ。


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2017.12.31 (Sun)
2017年も暮れでございます。

あれこれありました。


今年は他の仕事が忙しかったり、後半は目の調子が悪かったりで、あまり新デザインを出すことが出来ませんでした。

入院しなかったということでもあるので、それは良かったのだけど。。


年末には新しい眼鏡も作ったし、2018年はもう少しTシャツデザインに注力しようと思っております。

ラフを描いたまま寝かせているデザインも色々あるのです。ふふふ。


今年はバラバラとやっていた仕事を会社にまとめて、ほとんど家で仕事をするようになったので、身体的にはグッと楽になり、前ほどコンスタントに入院治療が必要にならないように感じています。


それでもステロイドを減らしていくにつれ、徐々に徐々に症状は出てくるので、どこかで入院して一気に引き上げる必要があるのかどうか。

一回の入院は3週間。家族に影響することなので、出来るだけ先延ばしすべく、無理せずゆったりのんびり過ごすことが肝要。


つまりは私の得意分野です。



   こ〜んな感じで参ります。



まぁ本当はもっと活動したいんですけどね。


みなさまに喜びの多い新年を。




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