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宇宙、地球、大地、生命、自然、愛、魂、21世紀のサイケデリック、YORANDAのデザイナーによる
     
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2024.04.25 (Thu)
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2017.01.25 (Wed)
我が家では年子の姉弟が日々賑やかに暮らしているのですが、もうひとつの我が子でもあるYORANDAにも、思いがけず、年子の弟が誕生することになりました。
 
 
姉もまだヨチヨチ歩き始めたばかりの頼りなさですが、ゆっくりじっくりと、育てていければと思っています。
 
 
アストロボが生まれたきっかけは、Twitterにありました。
小学高学年から中学生くらいの男子が着る、シンプルな服が無くて困っている。と話題になったのです。
 
その位の年頃の男子は、スポーツブランドの服を着ているのをよく見るけれど、あれは皆が皆、好んで着ているわけではないんですね。他に選択肢が無いから、という人が多いそうで。驚きました。
他にあるのはバッドボーイ系。もしくはユニクロなどのレディース。
ロゴどかーん!でも、ドクロばりばり!でもない、シンプルなボーイズの服が欲しいのだと。
 
それを聞いて、元々職業デザイナーである私がまったりしていられる訳もない。
人や社会が求めるものに応えてこそのデザイナーです(キリッ)
 
そこで問題になるのが「シンプルとは」という命題。
その捉え方は人によって違うでしょう。全くの無地が良いんだ、という人も多いでしょう。

アパレルブランドだったら、生地の質感やフォルムで表現できるかもしれませんが、Tシャツデザインはそれでは成り立ちません。
アストロボはフェルトペンで描いたようなモノクロの線画で、シリーズを立ち上げていくことにしました。
 
そして、姉のYORANDAが植物や動物を描き、自然と宇宙をテーマにしているのに対し、アストロボはマテリアル、物質路線です。
心懐かしい、温かい。今は時代遅れかもしれないけれど、昔、人々がそこに未来を感じたモノたち。
 
今の子供達がどう捉えるものか?興味深いところであります。
 
YORANDA、ならびに、アストロボ。
どうぞご贔屓に、よろしくお願いいたします。


 

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2016.12.30 (Fri)
2016年も暮れ。
今年はあの世でロックフェスでもあるのか?
というほど沢山のスターが亡くなりましたよね。

デヴィッド ボウイ…プリンス…グレン フライ…キース エマーソン …グレッグ レイク…ジョージ シマキ…

若く亡くなった方もいるけど、
ポップカルチャーを開花させた世代が鬼籍に入る時期で、これからもショックなニュースは続くのかなぁと。残念ながら。
特に真夏と真冬は心構えをしとかないと。
気付いたらポールとミックだけ、いつまでも生き残っていそう。


実は今日は父の命日なのです。16年前のことです。(あ、
父はスターじゃないです。一応)

忘れもしない、
中野のマンションで油まみれになって換気扇の掃除をしている最中に受けた電話。
慌てて荷造りして飛び乗った新幹線。帰省ラッシュで席などある訳もなく。
年明けに神戸出張が入っていたので、喪服に仕事道具もパッキングした自分の冷静さに突っ込みつつ、飛び込んだ初めての霊安室。

その夜、実家で母の隣、父のベッドで、
なかなか寝付けなかったこと。
父を見送り、神戸出張の帰りの新幹線から見た丸々と大きな月。

悲しい体験なのだけど、そこからひとつの曲が生まれて、
その曲が私が作ってきた曲の中でも特別に宝物のような曲で…。
つくづく、創作者というのは、罪な人間だと。

4人の孫のおじいちゃんになった父を見たかったな。偏屈ジジイだっただけに。
つまり、お風呂場と脱衣所の寒暖差には、気をつけましょうね。

今年産声を上げたYORANDA。来年は飛躍に向けた助走、くらいにはしていきたい。

みなさま、良いお年を。

曲が気になる方はクリック↓
 



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2016.12.20 (Tue)
朋あり遠方より来る。また楽しからずや。
そんな事を机を並べて学んだ旧友が会いに来てくれました。

素敵な雰囲気の一軒家レストランで美味しいイタリアンランチを食べながら、積もる話が積もる積もる山と積もる。
女はお喋りしないと死ぬ生き物なのです。
日頃引きこもりの私には、何よりの栄養でした。


今回の密会の場所は、家の近場でもなく、何故か東浦和。
それはそこに、風見鶏があるから。

私が出産したばかりの時に、彼女がわざわざここでパンを買って遊びに来てくれて以来、私もすっかりファンになって、時折車を飛ばして買いに行くという、とっても美味しいベーカリーなんです。


そして今回の戦利品。

どれもこれも、食べるのが楽しみだわ〜。
まずは朝食に塩パンをいただいたけど、さすが予約しないと買えないというだけあって、深い味わいと香りのあるパンでした。

しかしこっちの栄養は太るのが悩ましいところで…。

  

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2016.10.31 (Mon)

急に冬が顔を出してきました関東地方。
こうなるとTシャツの購買意欲が落ちるというのも自然の摂理。
逆らうことなく、春に向けてのデザインを色々様々、ストックしているこの頃です。

常々私が思うことのひとつに「好き」の不思議があります。
私はよくお風呂でCDを聴くのですが、ブルースや古いR&Bを聴くと、心の底から毛細血管の先端まで、リラックス気分に浸れます。
ブルースなんて古臭い、全部同じに聴こえる、などと興味も持たない人もきっと多いはず。
何で私にはこんなにフィットするんだろう?って、よく不思議に思うのです。

私はギター弾きですが、ギターの音色にしても、私の好みは「古臭い」笑
ディストーションとかディレイとか、何故かこの敏感肌が受け付けない。綿100%でお願い。
そうしてライブハウスの階段を、重い真空管アンプをウントコ運ぶ羽目になるのです。

YORANDAもサイケデリックを詠っていますが、私がサイケをファッションとして好きになったのは、ビートルズのRingoがきっかけ。
ビートルズは従兄からカセットテープをもらって、それから夢中になって聴くように。
時代は80年代、電子楽器の大ブーム。そしてMTV。それなりに流行りの音楽は聴いていたけれど、深く心を捉えたのはビートルズだったのです。その後は、ビートルズが影響を受けたミュージシャン達を遡って、50年代のPOPS、ROCKを聴き漁るように。
だから音楽としてサイケデリックを聴くようになったのは、もっとずっと後なんです。

でも、あの頃のRingoのファッションを見て、「カッコイイ!」と思った中学生の私。古着屋巡りが大好きになる私。それが不思議。
何がそうさせるのか?DNAに組み込まれているのか?

因みに、ビートルズといえばやっぱりJohnとPaulが2巨頭だと思うのですが、ことファッションに関しては、
Ringo > George >> John >>>>>>> Paul というのが私の(あくまで個人的な)評でして、そのPaul の娘が世界的なファッションデザイナーというのが、また世界の不思議?

そして私は猫が好き。

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2016.10.03 (Mon)
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
そして私は、転がり続ける石ころ。

小さな選択の積み重ねが、私を思ってもいなかった場所に連れて行き、今また、Tシャツデザインという、予想だにしなかった展開を見せている。
あな面白いかな、人生!

そんな訳で、シューズデザイナーであった私が、2児の母となった末に、YORANDAというブランドを立ち上げるに至ったまでを、少し語っておこうかと思います。
 


私はシューズデザイナーとして、それなりのキャリアと経験、知識を積み上げてきていたので、結婚、出産で一時離れたとしても、また仕事に戻ることは当然としてイメージしていました。高齢出産&育児を甘く見ていたのかもしれません。

2人目の子が臨月に差し掛かった頃、私の身体に徐々に異変が起きたのです。 それは認めたくなくても、かつて私を苦しめ、その後なりを潜めていた難病、重症筋無力症(MG)の症状でした。
病を抱えながらの年子育児。特にショックだったのは、以前は無かった脚の症状が現れたこと。ゆっくり歩いても、10分の歩行で1時間歩いたように疲れてしまう…。

靴というのは多くのパーツで成り立っていて、アッパーの革や布帛だけでなく、裏剤、ヒール、ソール、そして元になる木型など、デザイナーが其々のメーカーを回って探します。増してや、海外の工場に出向いてのサンプル指示など、この身体で出来るものか?
すっかり自信は失われていきました。

子供達が保育園に通うようになり、私はphotoshopの技術を生かして写真補正の仕事を得ました。
しかし創作活動をしたいという欲求は常に心の中にくすぶっていました。 さらに、子供達やライフスタイルの変化した自分の着たい服が、なかなか売っていない不満。カジュアルでデイリーながら、もっと個性的な服が欲しい。いっそ創りたい。でも働きながらの母業。そんな時間も余力も無い…。

そんな折に、思わぬ自由時間が生まれたのです。それは、入院生活。家事育児と仕事の両立に、ついに身体が付いて行けなくなったのです。
そうして私は、病院のベッドの上で描き始めました。

まったく人生ってヤツは、私に試練を与えているのか?チャンスを与えようとしているのか?
そして私は、転がり続ける石ころ。

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プロフィール
HN:
YORA
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性別:
女性
P R